■価格 お問い合わせください。 材質:ステンレス製
TOYOTAエンジン車の最大の弱点は、ハイカム切り替えポイント前のトルク感の不足でした。オリジナルの排気系は中速トルクに有利な4-2-1形状を採っていますが、後方排気のスペース制約のためタコ足部分が30cm程しかなく、決定的に長さが不足しています。そこで、この点を改良して、クネクネとうねらせることにより倍の60cmの長さに伸ばして、中低速のトルクアップを目指しました。レイアウトが全く変更になりますので、専用のスポーツ触媒の開発も必要となりました。触媒は実績のあるハイフロー型120セル仕様です。(通常よく利用される300セルのスポーツ触媒の半分の排気抵抗です。)試作品を装着してみて実感したのは、ごく低い回転域からトルクアップが体感できるということでした。しかもノーマルエキパイの時に比べて、このエキマニとハイフロー120触媒、スポーツマフラーの組み合わせのマッチングが非常に良くなったからでしょうが、先日試乗させて頂いたフェラーリ430の様に沸き上るような共鳴和音が、エンジン回転の上昇に合わせて音程を変えながらトップエンドまで心地よい音量で響き渡ってくれるのです。ハイカム装着には必須のアイテムです。またセンターパイプにはフレキシブルパイプを使用することにより、パイプの防振・破損対策も万全です。両アイテムともノーマルと同形状ですので交換は完全にボルトオンです。このエキマニ&スポーツ触媒は2ZZエンジンを軽やかに唱って舞ってくれるダンサーに変身させてくれることでしょう。